「知識・経験」という鎧(よろい)

ビジネスマン向けの研修をやっていて、よく感じること。

知識や経験を積んだベテランになるほど
コンフォートゾーンにいとどまろうとする傾向が強い。

経験値として強いて年代を言えば40代くらいから
段々壁が厚くなる(笑

知識や経験を有効に活用した業務遂行力が高いからこそ
社内では認められているのでしょう。
それは疑う余地はありません。

しかし、知識や経験がその方の鎧となることで
新しい学びに対して抵抗を示してしまう方が多い印象があります。

新人や若手(30代)ほど、着ている鎧が薄いせいか、
すぐに「脱げる」ので、新しい学びに対する吸収力が高い。
あまり抵抗を示さない。

しかしベテラン組は、吸収力が低かったり、抵抗が強かったり。
場合によっては吸収することすら拒む。

「新たな学びはなかった」
「うちの職場には合わない」
「そんなことしている時間がない」

という自己正当化ワードを口にすることで
自分が新たな世界に踏み出すことに自らブレーキを踏んでしまい
コンフォートゾーンに居続けようとしているように見えます。

あなたは研修現場など学びの場で「鎧」を脱いでいますか?

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この記事を書いた人

有限会社ブランディングハウス代表取締役
コンフォートゾーン研究所所長

1964年6月5日生まれ。神奈川県川崎市出身。
1987年明治大学商学部卒業後、日経BP社に入社。
日経パソコンの販売で成功し、特別社長賞を受賞。
2004年に有限会社ブランディングハウスを設立し、自己変革プロデューサーとして活動。
2018年に「コンフォートゾーン研究所」を設立し、自己意識変革の研修・講演を実施。2023年から臨床心理士資格を目指し勉強中。

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