CONCEPT

コンフォートゾーンとは?

Comfort Zone=「居心地の良い場所」「安全地帯」

私たち人間は、自分の身を守ることが何よりも最優先です。
「生命の維持」が大切です。

そのために身体は何も命令をしたり、意識をしたりしなくても
心臓は一定のリズムで動いてくれるし、
体温も36度くらいで保ってくれるのです。

心の部分も同じです。
生まれ育っていく段階で、自分が心地よいと感じることや瞬間を学習して
その状態をなるべく維持しようとします。
そして心地が悪いと感じたことも学習して、
その状態をなるべく避けようとします。

それが人生経験として積み重なってきたものが、
あなたの人生上の「ルール」となり、そのルールに従うことであなたの心地よい状態
「コンフォートゾーン」に居続けることができるわけです。

しかし、やっかいなことに、その「コンフォートゾーン」に居続けることが
時にあなた自身の障害になることがあります。

あなたが何か新しいことを始めようと思ったり、
これまでと違うことをやってみようと思ったり、
あるいは、これまでのあなたから変わりたいと思ったりしたときです。

そんな時、あなたは「コンフォートゾーン」から出る必要があるからです。
でも、あなたはそこから出たくない。
心地が悪い。嫌な感じがする。
怖いと思ったり、不安に思ったりする。

だからそんな時はあなたの「ルール」がしっかりと機能します。
「やめときなさい。ここから先は危険地帯ですよ。」

そしてあなたはそれに従い、これまでと同じ、
いつもの安全な状態を維持し続けるわけです。

それであなたの人生が望むとおりであれば、何ら問題はありません。
いいじゃないですか、別にそのままでも。
誰からも強制されることなく、あなたの人生を歩めばいいのです。

でも、もしそれでは満足できない、このままでは嫌だ、
違う世界を知りたい、新しい自分に変わりたいということであれば、
「コンフォートゾーン」から出てみることが必要
です。

といっても、「じゃあ、どうやってコンフォートゾーンから出たらいいの?」
と思いますよね。
そこから出られないから苦労しているんだし。

ここでちょっと考えてみてください。

あなたはいま、自分の「コンフォートゾーン」にいます。
そこは砂浜で安全。
ゾーンの先には海が広がっていて、「ここから先は深瀬。危険。立入禁止」
という立て札があります。

この立て札を立てたのはあなたです。
あなたは立て札の先には間違っても足を踏み入れてはいけないと思っています。

でもある日、あなたが友人とキャッチボールをしていたら
取り損ねたボールがその立て札を超えて、
海の方に行ってしまいました。

「えーっ!」

と思ったあなたでしたが、仕方なく立て札を越えて
恐る恐るボールを取りに行きました。

と思ったあなたでしたが、仕方なく立て札を越えて
恐る恐るボールを取りに行きました。

すると、

深いと思っていた海が、思ったより浅瀬な部分があり、
難なくボールを取ることができました。
あなたは立て札の位置を少しだけ浅瀬の部分に出すことにしました。

そうしてあなたの「コンフォートゾーン」は広がりました。

あなたは自分の世界には「コンフォートゾーン」と「危険ゾーン」
の2つのゾーンがあると捉えています。

しかし、実際には「危険ゾーン」と捉えている部分には
あなたが足を踏み入れても大丈夫な「ストレッチゾーン」があります。
あなたはその存在に気づいていなかったり
そもそも存在を知ろうとすらしていなかったりします。

「コンフォートゾーン」から一歩踏み出すためには、
思い切りや覚悟、決意は必要ありません。

まず、そろりと片足を「コンフォートゾーン」から踏み出してみて、
浅瀬かどうかを確認して、浅瀬であれば
踏み出してみるという手順がオススメです。

試してみて、実際に危なかったらやめればいい。
あなたには危険が及ばない最低限のことをして
本当に危ないかどうか「検証する」ことをオススメします。

このウェブサイトでは、私たちの身の回りに
どんな「コンフォートゾーン」があるのか、
そしてそこからどうやって踏み出しているのか、について
様々な情報を探ってみたいと思っています。

『人は簡単には変われない』という先入観(思い込み)が根強くあって、
多くの人が変わることを諦めてしまっている。
「いいよ。今さら無理しなくても…」とか
「そんなの難しいよ」とか言ってる人がいる。
そういう人にこそ、自分のコンフォートゾーンに
気づいて欲しいな、という想いがあります。

「どうせ」とか、「別に」とか、変な逃げの諦め…。
ほんとは諦めたくないんだけど、そういうこと言うと大変だからとか、
そこにチャレンジしなきゃいけないことが
面倒くさいし怖いから対峙しようとしない。
40歳代を超えるとその比率が高まる気がします。

コンフォートゾーンは自分が無意識のうちに作り出しているもの。
現状を変えるためには、小さなことをちょっと変えてみる。
これをいろいろやってみることで人生って変わっていくと思うんです。

それには、年齢だとか体力だとかは関係無いんです。
いま、この瞬間に変わってみようと思えたら、そこからだってやれる。
そういった検証をしていきたい。

そう思い、立ち上げた『場』です。

よかったら、たまにお立ち寄りください。
マイペースでコンフォートゾーンのことについて、検証していくつもりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

日々のニュースや本・ブログなどからコンフォートゾーンから一歩踏み出すためのヒントを書きまとめています。

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