「変わる」って、 どう変わりたいの?

「もっと意欲的になりたい」
「チャレンジマインドを持ちたい」
「失敗を恐れないようになりたい」

「変わりたい」と言う方に、「どうなりたいのですか?」と聞くと
こうした答えが返ってきます。
前向きな発言に聞こえて、思わず
「応援してますよ!頑張ってください!」って声をかけたくなります。

でも、果たしてこれで何か変化を起こすか、というと
そうでもありません。
確かにこうした発言をしたその時点では、気持ちは盛り上がるのですが
その後次第に気持ちがシュリンクしていきます。

それはどうしてか、と言うと

どうなりたいか、が言語化されていないから、です。
自分で目指す状態が曖昧で明確になっていない。
だから次のアクションが取れない。

だから、どのように変化したいのかを
もう少し具体的な言語にすれば
それに向けてこれから何をすればいいかがわかるわけです。

例えば
「もっと意欲的になりたい」でいけば
自分に対して、次のような質問をしてみてください。

・「意欲的になる」とは、どういう状態になること?
・「もっと」というのは、現状はどうなの?
・自分がどうなっていたら「以前より意欲的になった」とわかる?

そう考えてみると、一例を挙げれば


「これまでの自分は、新規の取引先情報が会議で出たときに
自分より他の人がやったほうが結果が出るからいいと思い、
自分から手を挙げることはしてこなかった。
でもこれからは全てとは言わないが、一つでも自分にやらせて欲しいと
手を挙げるようになりたい。」

と言語化することができます。
これで「意欲的になった」というわけではないにしても、
自分が達成すべき次のマイルストーン(中間目標)が設定できます。

あなたはどうなりたいですか?

【本日の実践コンフォートゾーン】

  自分がどのように変わりたいかを言語化する。

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この記事を書いた人

有限会社ブランディングハウス代表取締役
コンフォートゾーン研究所所長

1964年6月5日生まれ。神奈川県川崎市出身。
1987年明治大学商学部卒業後、日経BP社に入社。
日経パソコンの販売で成功し、特別社長賞を受賞。
2004年に有限会社ブランディングハウスを設立し、自己変革プロデューサーとして活動。
2018年に「コンフォートゾーン研究所」を設立し、自己意識変革の研修・講演を実施。2023年から臨床心理士資格を目指し勉強中。

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