プレジデント7/16号
iPS細胞研究所の山中教授とユニクロ柳井会長の対談。
「あなたはなぜ、変われないか」。
お二人の対談から、印象に残った言葉をピックアップしてみました。
柳井さんの「困難に挑戦すべし」という言葉よりも、
山中さんの「新しいことを試す」という言葉のほうが
コンフォートゾーン研究所的にドンピシャでした。
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柳井「そもそも困難に挑むのは楽しいことじゃないですか。
自分の能力を高めて変化を楽しむ。そう言う精神が特に
日本人には必要だと思います。」
山中「研究者は実験が仕事ですが、ある意味、自分の人生に
ついても実験をしているんです。だから僕は、新しいことを
なるべく試すようにしています。ときには失敗が見えていることも
あります。でも、失敗したらどうなるかを見てみたい気持ちもある。
別に命まではかかっていないのだから、それも含めて楽しもうと
いう気持ちです。成功するとか失敗するとかに関係なく、まず
動く。そうしないと、つぎにつながる何かは生まれないんです。」
(国際的な意識調査での、日本の高校生は過半数が「のんびりと
暮らしていきたい」という結果に対して)
柳井「のんびりと暮らしていきたい、というのは、いまのままでいい、
ということでしょう。だとしたら、幸せになりたいと考えていても
反対に幸せになれないと思いますね。いまは親が子供に対して
引きこもってもいいような環境を与えている。」
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