考えることも“省エネ指向”?

小さな子供が無駄に走り回るのを見ると
「エネルギーがあり余ってるなぁ・・・」
と、うらやましく思えますね。

私たちは加齢と共に省エネになってきて
なるべく少ないエネルギーで効率の良い
動きをしようとします。
運動時を除き、最低限の動きしかしません。

だから若い頃のようにエネルギー消費型の感覚で
ご飯を食べると、省エネの身体には多すぎるので
段々肥えてくるわけですね(^^;)

身体を動かすの同様、「考える」こともそうです。

学生時代はあれほど「勉強=考える」ことをしましたが
社会人経験が長くなればなるほど
増やした知識と培ってきた経験に頼るようになって
“省エネ”になり、次第に考えなくなります。

言い換えれば
考えないコンフォートゾーン」にいとどまろうとする。

自分の知らないこと、経験のないこと、新しいことに向き合って
「なんとかして答えを出そうとする」意識が
加齢と共に低くなる。
「知らないなあ」「わかりません」と逃げる。
「面倒くさい」と感じる。
「思考停止」状態になる。

研修現場でベテランの人達を相手にする時に特にそう感じます。

だから、研修などでどうしても考えなければいけない状況になると
日ごろ運動していない人が久々に運動したように、えらい疲れる(^^;)

今日も
いつもの頭を使わない“省エネ”パターンで仕事してませんか?

【実践コンフォートゾーン】

  週に1度は
   いつもと違うパターンで仕事を考えてみる


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この記事を書いた人

有限会社ブランディングハウス代表取締役
コンフォートゾーン研究所所長

1964年6月5日生まれ。神奈川県川崎市出身。
1987年明治大学商学部卒業後、日経BP社に入社。
日経パソコンの販売で成功し、特別社長賞を受賞。
2004年に有限会社ブランディングハウスを設立し、自己変革プロデューサーとして活動。
2018年に「コンフォートゾーン研究所」を設立し、自己意識変革の研修・講演を実施。2023年から臨床心理士資格を目指し勉強中。

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