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自分の“安全地帯”から一歩踏み出すヒント

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自分のアクセルを踏み込んでますか?

【コンフォートゾーン研究所:レポート15号】

先日、ある大手企業の若手(30歳前後)に研修をしました。

彼らの研修に臨む姿勢はとても真摯。
研修から吸収しようとする意識がある受講者が多い印象でした。

自分の抱える悩みをグループのメンバーに相談して、その解決の
糸口を見つける「アクションラーニング」のセッションを実施した
際のできごと。

ある受講者Kさんが出した自分の悩みが
「上司の期待が重い」
ということでした。
研修中にサプライズで渡した「上司からの手紙」にあった
上司が期待している職責が、自分には大変過ぎると。

同じグループのメンバーからは

「上司がKさんに期待している。いいことではないのか?」」
「kさんには能力があるということ。自信を持ったら。」
「上司はKさんに過度に期待しすぎている。
 もっと上司とコミュニケーションを取るべきでは?」

といった趣旨の反応がありましたが
Kさんはどうもしっくりいかない様子でした。

私はKさんの話す言葉を聴いているうちに
ふと思ったことがあったので、それを伝えてみました。

Kさんは、現状から出たくないように感じるけど、どう?」

彼の顔が「ハッ」とした顔つきになりました。

私は続けます。

Kさんは自分のアクセルを目一杯踏んでいると思う?」

Kさんは、ふと上を向いて
そしてしばらくして、笑い出しました。

「うわー、踏んでません!(笑)
 踏んだらスピード出ちゃうじゃないですか(笑)」
「アクセル踏んだら、忙しくなっちゃうし、
 いろいろな人と話をしなきゃいけないし、
 自分のやりたいことだけをできなくなるし・・・」

彼に言いました。

「上司は、Kさんの本当の実力をわかっているみたいだね。
 Kさんがそれを発揮することをためらっていることも。」

Kさんは苦笑しながら
「確かにアクセル踏んでないなー(笑)、そうだよなー」

こうしたエピソードは
最近の若手社員の特性と見られがちです。

しかし、若手に限った話ではありません。

私たちも

「無理をしない」
「このままでいい」
「やるだけ大変」

自分自身に言い聞かせて
現状を保とうとすることはないでしょうか。

 

 

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ブログ執筆者

当研究所の所長中川です。約15年にわたるビジネスマンの研修現場での経験を踏まえ、自分のコンフォートゾーンから一歩を踏み出すためにはどうしたらいいかの研究をしています。